宮崎 あっち、こっち。
 霧島・屋久国立公園  
   日本百名山  霧島山
 

  大幡池 / 大幡山   おおはたいけ / おおはたやま  夷守(ひなもり)台〜

宮崎県小林市  Yahoo!マップ  Googleマップ(航空写真)
 
大幡池 展望所より
 
 大幡池
  大幡池は霧島山域の北東部、大幡山と丸岡山に挟まれた、直径約400m・深さ約13〜14mの火口湖(マール)。
 マグマによる水蒸気爆発で出来たほぼ円形の火口に水がたまったもので、まわりを直径約500mの火山砕屑物に
 よって形成された環状丘に囲まれています。環状丘の高さが約20mと低く周りに高い山がないため、数ある霧島の
 火口湖の中でも最も明るい湖といわれます。
  古文献には「小波多池(こはたいけ)」と記してありますが、それは地形上湖面が波立つことが多いために付けられ
 た名で、後にそれが大幡池(おおはたいけ)と呼ばれるようになっていったといいます。
  まれに湖底からポコポコと炭酸ガスの泡がでているのを見ることがありますが、これは火山活動によるものです。
 静かな湖畔に立つと、とてもこの下で火山活動が行なわれているようには思えませんが、霧島山火山防災マップ
 では噴火する恐れのある火口として御鉢・新燃岳・硫黄山とともに大幡池も想定されています。
 
 
 
 大幡池登山  ひなもり台〜
ひなもり台周辺案内図 第一ゲート 閉門時間を確認してください
 
 大幡池・大幡山への山行は様々なコースが考えられますが、今回は大幡池へ直接向かう夷守台(ひなもり)台から
 の往復コースをご案内します。   新湯からの往復コース
 ひなもり台へのアクセスは、小林市内から県道104号線でコスモス牧場経由約30分。鹿児島・都城方面からは高原
 町皇子原を経由して「みやまきりしまロード」に入り高崎川を渡ったらすぐに左折、2007年に開通した「ふるさと林道」に
 入ります。道なりに進むとひなもり台入口へ。左上の周辺案内図を参考にしてください。
 ひなもり台の入口にはゲートが有り、
 
開門は午前8時30分、閉門は冬季(12〜2月)が午後5時、3月〜11月は午後7時。
 
※オートキャンプ場の運営状況等で開閉時間変更の可能性もありますので、ゲート通過時に必ず閉門時間を確認し
   てください。

 
小さな標識に注意 普通車はここまで 閉門時間に注意
 
 入口ゲートからオートキャンプ場に向かって車道を上り、集合訓練広場手前の分岐(標識有り)から右手に入ります。
 細い道を奥に進むと大幡池へ分岐があり、普通車(2WD)の場合はこの分岐地点(上中画像)に駐車して、ここから歩
 く方が多いようです。  
WCはひなもり台内に2ヶ所あります。上の周辺案内図で確認下さい )
 
         ひなもり台から大幡池登山口までの林道は多少荒れた部分も有りますが4WD車は通行
           できます。車高の低い普通車(2WD)の通行は少し厳しい感じ、根性があれば(?)行け
           そうな気もしますが、あまりお勧めできません。
           (以前は普通車でも問題なく通行できていましたが、大雨のたびに侵食され、路面の状態
            が変わっています)

 
         
自然林コース登山口 〜 展望広場間の林道は非常に荒れており、4WD車でも厳しい状態
           です。車止めのトラロープが張ってありますが、小型の四駆ならば何とか進めそうです。
           また、この途中から大幡沢までの林道は、途中の木造橋が崩落しており、車両の通行は
           できません。(徒歩OK) 木造橋から先は、現在(2009/3)木材の搬出作業が行なわれて
           います。

 
         
皇子原側から大幡沢までは一部未舗装の林道ですが状態は良く、普通車でも問題なく通
           行できます。(ただし、前山登山口の周辺で伐採作業が行なわれていて大型の工事車両
           が出入りしています、見通しの悪い林道の運転には細心の注意を!)

 
 
画像では分かり難いですが、かなりデコボコ 登山ポスト 真っ直ぐ進みます
緩やかに登る林道 路肩崩落の恐れあり 見事な地層
 
 舗装路との分岐点(駐車地点)から少し登ると登山ポストのある分岐点があります。登山届けを出して左に進み
 ましょう。少し進むと左手へ林道が分かれていますが、ここは真っ直ぐ進みます。林道は広く、緩やかに登りな
 がらのびています。 4WD車で通行する場合は路肩の崩壊部分などに充分注意して進んで下さい。
 林道途中にはヤブレガサの群生地があります。
 
 
 
檜(ヒノキ)・杉林コース
 
登山口に到着 檜・杉林コース登山口 霧島で一番ややこしい登山口名
 
 約30分の林道歩きで登山口に着きます。手前に「檜(ヒノキ)・杉林コース登山口」、さらに数分歩いた先に「自然林
 コース登山口」があります。今はどちらかというと「自然林コース」の方が人気があるようですが、「檜・杉林コース」も
 変化に富んで面白いコースです。せっかくですから往路と復路でルートを変えるのもいいかもしれません。
 まずは 「檜・杉林コース」 から。
 (※自動車で林道を来た方は、すぐ先にある自然林コース登山口前のスペースに駐車します。)
 
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檜・杉林コース登山口  ←檜・杉林コース登山口  現在の様子
 2009/3/21 久しぶりに歩いてみたら、檜・杉林コース登山口にあった
 標識が全て撤去されていました。 なぜなんでしょう…。
 登山道が途中で崩壊し通れなくなっているのでしょうか?それにしては
 登山口にも自然林コースとの合流点にも通行禁止を知らせるものはな
 にもなかったし、進入止めのロープも張ってなかったし…。
 う〜ん、とりあえずご利用は自己責任ということで。
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いきなりの急登 用水路を越えて 杉と檜の植林地
標高950m 第一展望休憩所 小林方面の展望

 「檜・杉林コース」の登山口から入るといきなりの急登です。ひと登りすると古い用水路が登山道を横切っています。
 檜や杉の植林地のなか、結構厳しい登りを少しづつ高度を上げていくと小林方面の展望が開け、第一展望休憩所
 (標高950m)に到着。
 
急登の登山道 ヒノキ林 沢状の登山道
展望休憩所 標高1060m 小林方面の展望
 
 高度を上げるにしたがい自然林が混じるようになります。檜と杉の植林地も手が入っていないため雑木が混じり
 人工林という感じはあまりしません。気持ちいい森の空気が流れます。標高1060mで再び展望が開けたところ
 が第2展望休憩所。
 
沢の氷 急登 渡渉点
廃道分岐 分岐標識 紛らわしい標識
 
 第2展望休憩所から先はいくつかの小沢を越えながら進みます。上に大幡池があるからか常に水が流れていま
 すが、大雨の後でもない限りは渡渉に問題はないでしょう。
 先に進む途中で、廃道との分岐があります。道標があるのでまず間違えることはないと思いますが、道標の下に
 『 これから先の道路は歩かれません 右折して下さい 』 という紛らわしい看板が置いてあり、少し戸惑うかもし
 れません。この 『右折』 は下りの場合にのみ当てはまるものです。登りでは間違っても右折しないで下さい。
 
木々の上に高千穂峰 天然ヒノキ ヒノキ・モミ・ツガ
 
 標高1100mを越えると木々の上に高千穂峰がその秀麗な姿をあらわします。このあたりからはヒノキ・モミ・ツガ・カヤ・
 ハリモミ・アカマツなどの針葉樹が混生する自然林になります。
こうした特異な森林組成は、地史と気候との関係の中で
 初めて成立可能となる貴重な林分です。このヒノキ亜群集は昭和期に学術保護林に指定されました。
 (現・森林生物遺伝資源保存林 )
 
登山道合流点 分岐標識 標高1200m
 
 小さな沢を越えながらさらに登っていくと、標高1200m地点で自然林コースと合流します。急坂の登りもここまで、
 あとは緩やかな登りの登山道で大幡池を目指します。
 
渡渉点・通行注意 落ちたらただでは済みません
 
 自然林コースと合流してしばらくすると渡渉点、大幡池より流れ出る水路(沢)に出合います。足場を確かめなが
 ら慎重に進みましょう。設置してあるロープを使う場合は、劣化していないか確かめて下さい。水量が少ない時は
 水路の中を進んだ方が安全です。
 
大幡池から流れる沢 豊富なコケ類 もののけの沢?
沢沿いの登山道 登山道の倒木 大幡池・丸岡山分岐
 
 まるで「もののけ姫」の舞台のような沢沿いの登山道を進みます。倒木をくぐり、ひと登りすると丸岡山・夷守岳方面
 との分岐点に。
 
大幡池への降り口 湖畔まで数分 ぬかるみ注意
 
 渡渉点から約10分程度で大幡池の降り口に到着。 湖畔まではものの数分。   
 駐車地点から大幡池までの標準歩行時間は約2時間(休憩含まず)。復路は約1時間20分程度。
 
新緑の大幡池
 
 
 
自然林コース 
自然林コース登山口前分岐 自然林コース登山口 大幡沢方面 トラロープあり
 
 檜・杉林コース登山口のすぐ先に自然林コースの登山口(標高830m)があります。登山口前は林道分岐点で少
 し広くなっていますので、自動車で林道を来た方はここに駐車します。大幡沢分岐へ向かう林道(展望広場・オート
 キャンプ場方面行き)には車止めのトラロープが張ってあります。(2009/3/7現在)
 
※ハンターと猟犬を乗せた軽トラが通っているのを見ましたので、小型の四駆はなんとか通行できるようです。
  というか・・ この付近は鳥獣保護区ではなかったかな…? 害獣駆除?? にしても作業を知らせるものは
  何も無かったし…、ひょっとして密猟???  密猟ではないとしてもなんだか怖いなぁ…。
  猟犬用の檻を載せた軽トラが停まっているのを見たら、山には入らない方がいいでしょう、命にかかわります。
  どんなフィールドにもルールやマナーを守らない輩はいますのでご注意下さい。

 
自然林の登山道 道標を見落とさないように 用水路
溝状の登山道 赤松 抉れた登山道
 
 登山口からコース名通りの自然林に入り、ひと登りすると用水路が登山道を横切っています。道標に従って左に
 折れ先に進みます。この先までが自然林コースの中で唯一大きく進路方向を変えながら進む部分です。

 
赤松の倒木 倒木のトンネル、注意! 標高1015m
ご神石 山ノ神休憩所 高千穂峰遠望
 
 キツめの登りが続きます。登山道を塞ぐように倒れているアカマツの大木をくぐると 「山ノ神休憩所」(標高1015m)。
 振り返ると矢岳・龍王岳の向こうに高千穂峰が頭を覗かせています。ここを通る登山者を見守っている立岩が山の神
 なのでしょう。山行の安全を祈願し、小憩したら先に進みます。
 
荒れた登山道 第2休憩所 標高1080m
 
 尾根筋を進むルートは侵食のため所々荒れています。歩きやすいところを探しながら登ります。標高1080mで
 第2休憩所。
 
ヤマツツジ1 ヤマツツジ2 ヤマツツジ3
 
 5〜6月にはヤマツツジが登山道を彩ります。
 
天然ヒノキ 赤松の巨木 登山道合流点
 
 勝手気ままに枝を伸ばしている天然ヒノキや赤松の大木に感心しながら登っていくと、標高1200mで右手から
 「檜・杉林コース」が合流します。このあとは先にご紹介した檜・杉林コースと同じです。
 自然林コースは用水路の先から同じひとつの尾根筋を登って行くため分かりやすいコースではありますが、変
 化が少なくずっと登りが続くため少々辛く感じるかもしれません。
好みがあるとは思いますが、個人的には往路
 で変化のある檜・杉林コースをゆっくりと登り、時間を稼ぎやすい自然林コースを下山で使う というのがお勧め。
 
 
自然林コース登山口の左から奥に進む道の入口に 「古ノ宇都温泉跡」 という道標がありますが、行っても温泉
 跡には特になにもありません。ただ、コースには綺麗な沢や惚れ惚れする様なモミの巨木林などがあり、山歩き
 が好きな人は結構楽しめるかも。自然林コース入口から温泉跡まで30分弱程度。温泉跡から少し上の沢には、
 沢屋が喜びそうなナメが続いています。(コースには数ヶ所分かりにくい箇所がありますので、安易には進まず、
 必ず道標を確認しながら進んで下さい)
 この温泉は 「大幡温泉」(別名:小野宇都温泉 / コノウドオンセン)と呼ばれていたもので、温泉跡から300m先の
 断崖下に泉源がありました。泉質は炭酸鉄泉で湯温約27度の微温泉。温めて浴用にしていました。飲用すると
 胃腸病に効果があったため、入湯期には麓の人たちが沢山やって来たといいます。入湯期以外は湯守も常駐せ
 ず、浴槽が一つ自炊長屋が二棟あったそうです。 (大幡山岳会の道標には 『古ノ宇都温泉』 とあります)

 
モミ巨木林 温泉跡 ナメの続く沢
モミ巨木林 温泉跡 ナメの続く沢
 
 
霧氷輝く冬の大幡池
 
冬の大幡池1
冬の大幡池2 冬の大幡池3
冬の大幡池4 冬の大幡池5
 
膳棚の氷柱 
高原町から見た霧島連山 三角形の山が大幡前山 高原町から望遠で撮影
高原町から見た霧島連山 三角形の山は大幡前山 高原町から望遠で

大幡前山から
 きびしい寒波がくると、大幡池の外、東側の崖にある膳棚(通称)に大きな
 氷柱ができます。2009/2/16日付けの新聞(宮崎日日)に見事な氷柱の写
 真が掲載されました。山行してみようという方が増えそうですが、新聞掲載
 写真と同じアングルで撮影できる場所(氷柱直下)へ簡単に行くことは出来
 ません。危険を伴いますので、案内なしでの安易な入山は避けて下さい。
 
(氷柱直下への決まったルートはありません。安全に責任がもてませんの
 で、ルートについてのお問い合わせにはお答えできません、ご了承下さい)

 大幡前山ピーク下からは比較的安全に見ることが出来ます。たまに前山
 から膳棚へ降りる方がいるようですが、滑落する恐れがあり大変危険です。
 ザイル等で安全確保が出来る場合以外は降りないほうが無難です。
 
(以前、崖下のザレ場斜面で滑り、身動きできなくなっていた方がいました。
  たまたま持っていた細いロープでなんとか助けることが出来ましたが、一
  つ間違えると重大な事故になりかねない危険な場所です、ご注意下さい)
 
 
大幡池登山道案内
           この登山道案内図は国土地理院発行の地形図1:25000【日向小林/高千穂峰】に加筆して作成しました
大幡池登山道案内図
  登山道(GPS軌跡)    未舗装林道(GPS軌跡)    舗装林道(GPS軌跡)    作業道
 
 大幡前山登山口周囲で伐採・搬出作業が行なわれています。(2009/3)そのため皇子原側からの高原林道には
 作業用の大型車両が出入りしています。狭い林道の途中で運悪く出くわしたら離合は非常に困難です。平日の
 通行には充分注意して下さい。
 
 
 大幡山へ 
大幡池上の登山道 スカイラインからの展望1 スカイラインからの展望2
ミズナラの森 ミヤマキリシマ 前山分岐点
 
 時間に余裕があれば大幡山まで足を延ばしましょう。大幡山からの展望は素晴らしく、特に5〜6月のミヤマキリシマ
 の花景色や秋の紅葉は霧島の風景の中でも特筆すべきもの。また大幡山から見る高千穂峰の美しさは秀逸です。
 大幡池火口縁の上を歩く登山道はスカイライン。展望を楽しみながら歩くことが出来るお勧めルートです。登山道の
 1308mピーク付近で真南に進むと「大幡前山」と呼ばれるピークに行くことも出来ます。
(一般ルートではありません。
 赤テープのマーキングを伝って進みます。大幡前山へのルートである支稜(痩せ尾根)の北・東側は急峻な崖になっ
 ていますので、行く場合にはマーキングを確認しながら進路を間違えないようにして下さい。)

 
大幡池降り口(大幡山側) 展望台分岐 分岐標識
 
 森に入り少し下ると大幡池への降り口があります。ここから湖畔までは約5分の急坂。降り口を過ぎしばらくすると
 分岐があります。左に上ると大幡池展望所。どちらに進んでも先で合流しますので心配は要りません。展望所へは
 帰路に寄るとして、とりあえず左の登山道を登ります。
 
高千穂峰を見ながら 尾根に出ます 尾根道の鞍部を越えて
大幡山火口原(泉水雨池) 大幡山三角点 前山から見た大幡山
 
 鞍部の展望所分岐から東側に山腹を回りこみひと登りで尾根に出ます。尾根道を進み小さな鞍部を越えると
 大幡山山頂。ただし山頂といっても顕著なピークではなく、稜線上に三角点があるだけですが…。
 それでもここからの眺めは雄大で、360度どちらを向いても絶景また絶景。
 足元に広がる窪地は火口原。この窪地は往古「泉水雨池」と呼ばれていました。ここから流れ出る沢水は巣ノ
 浦川になり、流れ流れて野尻湖を経由して大淀川に合流します。
 
 
 大幡山
 大幡山は獅子戸岳の北麓から大幡池に至る広面積の複雑な山容の山で複式火山。霧島山の中では古期
 (約13万年前〜2万4千年前)に形成された山で、長い間の侵食により原型を失っています。頂上三角点の
 標高は1352.
5mですが、南西部に1381mのピークがあります。このピークは外輪山の一部で、「築山」と呼ば
 れることもあります。東側外輪山のピークは近年「大幡前山」と呼ばれていますが、その形状から「三角山」
 「駱駝ヶ丘」等と呼ばれることもあるようです。 中央火口丘内の火口原に水が溜まることはあまりありません
 が、常に湿潤でツクシクロイヌノヒゲなどの湿生植物群落が見られます。 大幡山は外輪部を含めて全体が
 大変不安定な地形で、砂礫の崩壊が度々起こり各所に禿地が見られます。
 
大幡山の火口跡 大幡山周辺の地形
                         国土地理院の数値地図(火山標高)10mメッシュとカシミール3Dを使用し作成
 
 大幡山は霧島火山群のなかで唯一の複式火山です。複式火山とは簡単に言うと、ほぼ同じ火道から複数の単火山を
 生成したもので、最初の噴火の火口やカルデラ内に不連続に数回にわたって順次より小さい火山体を形成したもの。
 二重式火山・三重式火山などの総称として使われます。上左画像の
……で示した部分が最初の火口縁(外輪山)で、
 
……の部分がそのカルデラ内にできた火口跡(中央火口丘)だと思われています。
 
 
 大幡山から見る高千穂峰と大幡山火口内の紅葉
 
大幡山からの展望 大幡山の紅葉
 
大幡山・ミヤマキリシマ1 大幡山・ミヤマキリシマ2 大幡山・ミヤマキリシマ3
登山道崩壊部 背丈ほどのミヤマキリシマ ミヤマキリシマの間を通る登山道
 
 大幡山山頂から外輪山との鞍部までは15分程度。この間はミヤマキリシマの密生地です。上の画像は2〜3
 分咲きの様子。満開の花景色はまさに桃源郷、花の時期には15分の行程が1時間に変わるかもしれません。
 登山道は背丈ほどもあるミヤマキリシマの群落の中を通ります。長袖・手袋は必携、身の回りの小物にも注意
 して下さい。全身を約10分ほどミヤマキリシマの巨大なタワシ?に擦られることになります。
 
生駒方面分岐 分岐標識 崩壊地、足元注意
築山(1381ピーク) 築山標識 韓国岳と甑岳
 
 大幡山の最高地は三角点ではなく南西部外輪山の1381m地点、築山と呼ばれる禿地。ピークを踏まないと落ち
 着かないピークハンターの方はもう少し足を延ばしましょう。山頂と築山との鞍部には分岐点があり、右に進むと
 夷守林道・生駒高原方面につながっています。鞍部分岐から築山(1381ピーク)までは約5分。ここからの展望も
 なかなかのものです。登山道はさらに先に伸びていますが、帰りの時間を考えて今回はここでUターン。
 大幡山山頂から築山までの登山道は崩壊地のきわを通ることが多いので足元に充分注意してください。
 
獅子戸山頂から見た霧島連山、中央が築山
 獅子戸岳山頂から見た大幡山(築山/1381ピーク)
 
 
展望所尾根分岐 展望所から見る大幡池 ジメジメした登山道
 
 築山から大幡池へは往路をそのまま戻ります。築山と中央火口丘の鞍部分岐から夷守林道の方に向かい大幡山の
 西側を巻いて大幡池の西側に通じるルートもありますが、霧島に慣れていない方は利用しない方が無難です。
 復路では往路で行かなかった大幡池展望所に寄って行きましょう。ここからの景色もこのコースの楽しみの一つ。大
 幡池や霧島の山々を眺めながら小憩したら右手に降りて行きます。ジメジメした道を降りると往路に通った登山道に
 合流します。
 
緑が綺麗な森 大幡池降り口分岐 急坂を降ります
倒木をくぐり 倒木を乗り越え 湖畔に到着
 
 往路をそのまま戻ってもいいですが、湖畔を歩くのも一興。大幡山側の降り口から湖畔までは約5分。ただし、
 かなりの急坂をびびりながら降りることになります。
 
道標から右に 反時計回りに進みます 水門から登山道へ
 
 湖畔に出たら右手、反時計回りに進み水門付近から登山道に登ります。梅雨の期間など雨の多い時期には
 水位が上がり湖畔を歩けなくなることがありますので注意して下さい。登山道に出たら往路を反対に進み、途
 中から分かれる自然林コースと檜・杉林コースの好きな方を選んで登山口に戻ります。
 
大幡山登山道イメージ  今回はひなもり台からの往復コースをご紹介しま
 したが、大幡池・大幡山へは他にいくつかのコース
 があります。新湯林道からの往復コース、夷守岳
 登山口(大王・生駒・夷守林道)からの往復コース、
 夷守林道・大幡山大幡池登山口からの一部周回コ
 ース、最近人気の大幡前山からの周回コースなど。
 とても魅力的な山域ではありますが、バリエーション
 ルートを歩くには、ある程度の情報を事前に仕入れ
 ておく必要があります。
 安易な入山は危険を伴います。ご注意下さい。
大幡山エリア登山道イメージ ※正確な軌跡ではありません
 
 
生駒〜ひなもり台間の巣ノ浦林道は、荒れた部分もありますが普通車でも通行できます(4WD車推奨)。
 
夷守林道の大幡山(池)登山口までは、崖崩れ・落石・路肩崩壊などが起きやすい非常にリスキーな林道
  です。普通車は止めておいた方が無難。4WD車でも悪天候時や雨後は路面状況が大きく変化しやすいの
  で注意が必要。よく木材の搬出作業や治山工事が行なわれています。作業の行なわれる平日には、むやみ
  に入らないほうがいいでしょう。

 
 
 
登山道の花と植物   
ヤブツバキ コタチツボスミレ ヒサカキ
ヤブツバキ(3月) コタチツボスミレ(3月) ヒサカキ(3月)
ツクシショウジョウバカマ キブシ キブシ
ツクシショウジョウバカマ(3月) キブシ(3月) キブシ
コガクウツギ ナガバノモミジイチゴ ナガバノモミジイチゴ
コガクウツギ(5月) ナガバノモミジイチゴ(5月) ナガバノモミジイチゴ(6月)
コバノガマズミ クマヤナギ ギンリョウソウ
コバノガマズミ(5月) クマヤナギ(5月末) ギンリョウソウ(5月)
マルバウツギ ツクシコウモリ シシガシラ
マルバウツギ(5月) ツクシコウモリ シシガシラ
キリシマテンナンショウ ヒメミヤマスミレ コツクバネウツギ
キリシマテンナンショウ(5月) ヒメミヤマスミレ(5月) コツクバネウツギ(5月)
ハイノキ
ハイノキ(5月) ミヤマキリシマ(5月) ツクシヒトツバテンナンショウ(5月)
ミツバツツジ ニガイチゴ イヌトウバナ
ミツバツツジ(5月) ニガイチゴ(5月) イヌトウバナ(5月)
カワラナデシコ ヌスビトハギ キクバヒヨドリ
カワラナデシコ(8月) ヌスビトハギ(8月) ヤマヒヨドリ(8月)
キガンピ マツカゼソウ ナガサキオトギリ
キガンピ(8月) マツカゼソウ(8月) ナガサキオトギリ(8月)
ヤブレガサ(花) ヤブレガサ 林床部に群生するヤブレガサ
ヤブレガサ・花(8月) ヤブレガサ 林床部に群生するヤブレガサ
 
※( )内は実際の撮影月。花期は多少前後します。

 

 


大幡池周辺の地形                  国土地理院の数値地図(火山標高)10mメッシュとカシミール3Dを使用し作成
大幡池周辺の地形
 
大幡池上空から見た霧島連山            国土地理院の数値地図(火山標高)10mメッシュとカシミール3Dを使用し作成
大幡池上空から見る霧島連山





 国立公園 「霧島」
 霧島山(霧島連山)と周辺の観光・歴史スポットを
 ご紹介します。
 
 現在、高千穂峰ほか25ページ掲載
 
随時追加更新中

高千穂峰 韓国岳 中岳・新燃岳 大浪池 新湯林道〜大幡山
甑岳 御池・小池 火口湖めぐり・白鳥山 えびの高原・硫黄山 栗野岳・周辺地
矢岳・龍王岳 矢岳・龍王岳2 大幡池・大幡山 烏帽子岳
夷守台 皇子原公園 高千穂牧場 コスモス牧場 グリーンパークえびの
霧島神宮 霧島岑神社 狭野神社 東霧島神社 霧島東神社





 
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宮崎あっち、こっち。  宮崎観光情報
 「宮崎あっち、こっち」 TOPページ
宮崎の風光明媚な観光名所や歴史スポット、ちょっと
した穴場まで、宮崎を「あっち、こっち」ご紹介します。

 
 
随時追加更新中。
  
宮崎・大淀川の草花。  「大淀川の草花」 TOPページ
いつもの散歩道、宮崎市内・大淀川の堤防・河川敷で
出合った草花や雑草達をご紹介しています。

 
 
随時追加更新中。
 


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