宮崎 あっち、こっち。
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   新湯林道〜獅子戸岳〜大幡山 大幡池

宮崎県小林市・鹿児島県霧島市 Yahoo!マップ Googleマップ(航空写真)
 
   2010/5/6  14:00 
  
新燃岳の噴火警戒レベルが1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げ
  られました。火口から概ね1kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて
  飛散する大きな 噴石に警戒が必要です。

  噴火予報・警報 : 霧島山(新燃岳)(気象庁HP)
 
 ←拡大画像
 
新湯林道の紅葉
新湯林道・霧島川、夕日に映える紅葉
獅子戸岳
獅子戸岳
大幡山
大幡山(獅子戸岳中腹より)
 
 新湯林道から獅子戸岳・大幡山・大幡池・丸岡山・夷守岳へと続くルートは、韓国岳から高千穂河原
 へとのびるメイン縦走路と、新燃岳・獅子戸岳の鞍部にある十字分岐点で直角に交わるもう一つの大
 きな縦走路です。今回は新湯林道から大幡山までをご紹介します。(大幡池も少しだけご紹介します)
 大幡山まで往路の歩行時間は獅子戸山頂経由で約3時間、復路は獅子戸山腹のトラバース道を通っ
 て約2時間15分程度。(休憩含まず)
 新湯林道コースは他の登山道に比べると歩く人は少ない方ですが、初夏のミツバツツジの季節や秋の
 紅葉のころになると多くの登山客で賑わいます。また、霧島川の沢登りなどベテラン向きのコースもあ
 り、霧島大好き人間に愛されるコースでもあります。スタート地点の秘湯「新湯温泉」も人気の一つ。
 

新湯林道
新湯温泉入口 新燃荘専用駐車場
新湯温泉入口 新燃荘専用駐車場 登山者駐車厳禁
 
 新湯林道入口は新湯温泉の奥にあります。県道104号線沿いに新湯温泉の大きな看板があり、付近の
 県道両側に駐車スペースがあります。林道入口や新湯温泉までの道沿いにも数箇所駐車できる所があ
 りますが、この道は温泉利用客や工事関係者も通りますので、邪魔にならないように駐車してください。
 また温泉入口には広い駐車場がありますが、ここは新湯温泉・新燃荘の専用駐車場です。登山者の駐車
 は出来ません、ご注意下さい。
 
新湯温泉・新燃荘 林道入口前の駐車スペース 林道入口
新湯温泉・新燃荘 林道入口前の駐車スペース(4・5台) 林道入口
 
はじめは舗装路 新湯林道 新湯林道2
 入口からしばらくは緩やかな登りの舗装された林道です。新湯林道は秋の紅葉の隠れた人気スポット。
 
新湯林道・紅葉1 新湯林道・紅葉2 新湯林道・紅葉3
新湯林道・美しい木漏れ日の森 新湯林道・紅葉4 新湯林道・紅葉5
 
 
大浪橋 大浪橋の小滝 新燃橋
大浪橋 大浪橋の小滝 新燃橋
 霧島川の沢音を聞きながら30分ほど歩くと、小さな滝がある「大浪橋」に着きます。そのまま進むとすぐ
 に「新燃橋」。 新燃橋を渡ったところで道は左右に分かれていて、右手の新燃岳方面に進みます。
 
霧島川左俣の沢  新燃橋を左に入った先に、霧島川
 左俣の入渓ポイントがあります。
 沢をつめていくと韓国岳避難小屋
 辺りにでます。両滝はこの沢の上
 流にあります。
 
※沢登りには専用装具・知識・技
   術が必要です。経験のない方
   が安易に入渓し、遡行するのは
   大変危険です。
霧島川の鳥
霧島川・左俣の沢
 
新湯林道分岐点  新燃橋を過ぎしばらく進むと分岐が
 ありますので右手に進みます。
 以前この分岐は進路に迷う分かり難
 い分岐でしたが、最近林道が整備さ
 れて分かりやすくなりました。
 
←現在         以前の様子→
林道分岐点
 
堰堤 最初の渡渉点 対岸の標識
 水音が大きくなり右手に堰堤(えんてい)が見えたら最初の渡渉点です。ここは川幅が狭く水量も少ない
 ので、大きな乾いた石を選んで渡ります。濡れている石は滑りやすいので注意が必要。対岸の標識に従
 って先に進みます。(この沢は霧島川右俣の枝沢で、1:25000地図では確認できません)
 
【渡渉/としょう】 歩いて水を渡ること。かちわたり。
 
霧島川の丸太橋 霧島川・2番目の渡渉点 対岸の標識
 最初の渡渉点から5分ほどで次の渡渉点です(霧島川右俣)。ここは川幅が広く中央が中洲状になって
 います。手前の水量が多いところには丸太が架けてありますので、注意しながら渡ってください。(この丸
 太橋は大雨の後などには流されて、なくなっていることがあります。)ここで林道は終わり。対岸に標識が
 あり、そこから登山道が始まります。(ここまで林道入口から約50分位)
 この河原は秋の紅葉ポイントとして有名で、季節には紅葉狩りに訪れた人々が中洲でお弁当を広げてい
 ます。 川は上部に鉄分を多く含んだ鉱泉があるようで、河床が黄色くなっています。先程渡った川とは
 様子が異なりますが、両方とも同じ霧島川の支流で、このすぐ下部で合流しています。 この林道の周囲
 には 1:25,000の地図には載っていない小さな沢や滝が多数存在します。
 
 
炭化木出現 
炭化木1 炭化木2 炭化木説明板
 
 
久しぶりに新湯林道コースを通ったら、霧島川を渡ったところに炭化木が出現していました。風雨による侵食
 で永い眠りから覚めたのでしょうか。霧島の炭化木は龍王岳直下のものが有名ですが、新燃岳周囲の沢筋
 ではこうやって時々炭化木が見つかります。
 それにしても立派な説明板まで作って、霧島市の対応の早さには恐れ入ります。

 
(龍王岳の炭化木は「矢岳・龍王岳2」のページを御覧下さい)
 
小さな枯れ沢 登山道分岐点 ルートを間違えやすい枯れ沢
 登山道に入り、上部に堰堤のある小さな枯れ沢を渡り進むと分岐点があります。木の根元に小さな標識が
 ありますので見落とさないように右手に進みます。すぐにまた枯れ沢があります。ここは登りのときはまず
 間違えないと思いますが、
下りのときに足元ばかりを見ていると沢を降りてしまいやすい所です。赤テープ
 のマーキングを確認して下さい。
 
赤テープを目印に 新燃岳山腹の登山道 大浪池
 約20分ほど勾配のきつくなった登山道を登ります。後ろに大浪池が大きく見えてきたら新燃・獅子戸分岐
 までの距離を示す標識が見えてきます。
 
標識を左に 新燃・獅子戸分岐まで0.86km ミツバツツジのトンネル(11月)
 苦しい登りもここまで。標識の先はお楽しみの「ミツバツツジのトンネル」。
 
 
 
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旧登山道案内 
新燃岳周辺地形図  新湯の砂防堰堤の滝近くから、この「新燃・獅子戸分岐まで0.86kを
 示す標識」までのルートがあります。(旧登山道) 進路を示す標識は無く
 テープ伝いの道ですが踏み跡ははっきりしています。道脇のコガクウツギ
 が茂ってくると道が分かり難くなり少しやっかいですが、ミツバツツジの季
 節くらいまでは大丈夫でしょう。長い林道歩きの往復は面白くないという方
 や、新湯林道入口付近に駐車スペースが無いときなどはこのルートを登り
 に使うのも面白いかもしれません。入口から分岐標識までゆっくり登って
 約1時間半程度です。(※ご利用は自己責任で)
新燃岳周辺地形図クリックで拡大
 
  
※2008年の新燃岳噴火以前のルート案内です。現状の確認は出来ておりません。
   山体外側に出来た新しい火口の直下を通るルートのため、火山ガス・噴石等の影響が
   考えられます。もうしばらくは利用しない方が賢明かもしれません。

 
新湯砂防堰堤 旧道入口 駐車スペース
 
 新湯の砂防堰堤の滝から湯之野方面へほんの少し進んだところに旧道の入口があります。駐車スペースは
 そのすぐ先の霧島川の遊歩道に降りるところに5〜6台分くらい。交通の邪魔にならないように停めましょう。
 
新燃岳旧登山道1 新燃岳旧登山道2 新燃岳旧登山道3
 
 入口からしばらく進むと右手に少し開けたところがあります。小型の4WD車ならばここに駐車することもできま
 すが、あまり広い道ではなく泥濘んだ箇所もありますので、普通乗用車や大型車は入り込まないほうが無難。
 
新燃岳旧登山道4 新燃岳旧登山道5 新燃岳旧登山道6
 
 赤松林を過ぎると桧の植林地になります。道なりに進んでいくと小さなケルンが積まれた分岐点がありますの
 で、右手の方に登っていきます。すぐに桧林は終わり、道は自然林の中を進みます。
 
新燃岳旧登山道7 新燃岳旧登山道8 新燃岳旧登山道9
新燃岳旧登山道10 新燃岳旧登山道11 新燃岳旧登山道12
 
 赤テープや踏み跡などのコースサインを辿りながら進みます。枯れた小沢をいくつか渡りますので渡った後の
 進路に注意して下さい。
 
新燃岳旧登山道13 新燃岳旧登山道14 新燃岳旧登山道15
 
 ミズナラの林を抜けると標高1200m付近で浅い侵食谷にでます。谷を渡ったら山頂部に向かって登り、40m
 ほど高度を稼ぐと開けた場所に出ます。ここからは新燃岳西側の山腹を高度(標高1240m付近)を変えず、
 巻くように進みます。
 
新燃岳旧登山道16 新燃岳旧登山道17 新燃岳旧登山道18
新燃岳西側外壁火口1 新燃岳西側外壁火口2
 
 侵食谷が次々に現れます。これらの谷は、昭和34年2月の噴火で西側火口外壁にできた4つの噴火口から
 派生しているもの。最も深い谷から見上げると、すぐ上部で白い噴気が立ち上っています。火山ガスが滞留す
 るような地形ではありませんが、ガスが谷筋を流れてくることも考えられますので火口直下の谷を渡るときは
 臭いなどに注意して下さい。
 
新燃岳旧登山道19 新燃岳旧登山道20 新燃岳旧登山道21
 
 外壁火口直下の谷を過ぎ、更にいくつかの侵食谷を渡りながら進みます。どの谷も浅く容易にわたれますが、
 谷から上がるところを間違えないようにしましょう、必ず踏み跡があります。
 
新燃岳旧登山道22 新燃岳旧登山道23
新燃岳旧登山道24 新燃岳旧登山道25 新燃岳旧登山道26
 
 最後の侵食谷を渡り赤松の根元から上がると「新燃・獅子戸分岐まで0.86kを示す道標」の後ろに出て一般
 ルートに合流します。(※一般ルートからは雑木がじゃまになり旧道を確認することはできません。)
 
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新燃岳のミツバツツジ(5月初旬〜中旬) 
新燃岳・ミツバツツジ1 新燃岳・ミツバツツジ2
新燃岳のミツバツツジ
新燃岳・ミツバツツジ6
新燃岳・ミツバツツジ8 2008/5/14f 2008/5/14g
 新燃・獅子戸分岐点まで0.86kを示す標識から左に折れると、新燃岳の中腹を穏やかに登りながら巻いて
 いく道となり、十字分岐点まで続いています。この道の両側にはミツバツツジの群落があり、5月初旬〜中旬
 の開花時期には見事な花のトンネルが出来るため、いつもは人の少ないこのルートもこの時ばかりは多くの
 登山客で賑わいます。この時期、平日でも新湯入口の駐車スペースは車が溢れています、お早目のお出か
 けを!新湯に駐車スペースがないとき、時間に余裕があれば、上でご紹介した新湯堰堤からのコースの他に、
 湯之野から登って下山に新湯林道を使い新湯温泉側に下りる、というコースもおすすめ。林道を往復せずに
 済みます。ただし帰路は新湯入口→湯之野登山口まで車道を歩くことになります。
 (ずっと下りで徒歩約25分。秋、霧島川沿いを通るこのルートの紅葉は見事です。ページ下部↓に画像あり。)
 
湯之野からのコースは中岳・新燃岳のページを御覧下さい。
 
 霧島でミツバツツジと呼ばれるものには「キリシマミツバツツジ」と「コバノミツバツツジ」があります。遠目には
 ほとんど区別はつきませんが、近寄ってみるとコバノミツバツツジの花弁には、かわいいソバカスがあります。
 
 
 新燃岳のミツバツツジ開花情報
 
 2007/5/15
 つぼみも沢山ありました。もうしばらくは楽しめそう。
 2007/5/20 盛りは過ぎました。そろそろ花の時期は終わります。
 2008/5/ 4 新燃岳のミツバツツジが咲き始めました。来週中頃(14〜15日)がピークの予想。
 2008/5/14 新燃岳のミツバツツジが見頃です。天気次第ですが今週末位までは楽しめそう。
 
2009/5/10 ミツバツツジが見頃を迎えています。
 2009/5/14 ミツバツツジが満開です。花のトンネルが出来ています。

 
獅子戸岳 十字分起点(獅子戸・新燃分岐) 山頂へ
 獅子戸岳が見えてきたら、まもなく十字分岐点(獅子戸・新燃分岐)に到着。ここは霧島のほぼ中央に位置
 し、ここに立つと、あっちにも行きたいこっちにも行きたいと欲がでてしまいます。大幡山へは獅子戸山頂を
 経由するルートと、直進して獅子戸山腹を巻くトラバース道がありますが、目の前のピークには我慢できま
 せん、往路は左折して山頂経由で行くことにします。
 
階段状の登山道 ガレ場の登り 新燃岳から見た登山道
獅子戸頂上 見上げるとジェット機がアベック飛行  獅子戸岳頂上までは直登のガレ場
 急坂で15分程度。見た目はちょっと
 しんどそうな感じですが、時間が余り
 かからないせいかそれほど大変な感
 じはしません。
 獅子戸岳(ししこだけ)は霧島連山のほぼ中央に位置し、霧島山中でも最も古い時期に形成された火山です。
 山名は、新燃岳側から見たときに溶岩や火山礫掃層が露出している部分を獅子の顔に見立てたものという説
 がありますが、詳細は不明。 別名を「赤崩」といいます。
 
新燃岳 韓国岳
 獅子戸岳頂上からの眺め。上、新燃岳・韓国岳。下、左から夷守岳・丸岡山・大幡山・矢岳龍王岳・高千穂峰
獅子戸頂上から見た霧島連山
 
間違えやすい踏み跡がいっぱい 紛らわしい杭 行く手を遮る潅木
 獅子戸岳山頂部はミヤマキリシマやコバノクロヅルなどの低潅木で覆われています。いろんな方向へ踏み
 跡があり、注意が必要です。実は今回ちょっと失敗しました。頂上中央に立っている道標が分岐点だと思い
 
(実際、縦走ルート上の道標ではあるんですが・・)、道標のすぐ後ろから大幡山方向に伸びる踏み跡に入っ
 てしまいました。入るとすぐにどこかの山岳会が打ち込んだ杭があったりして確信を持って進んだんですが、
 だんだん藪が濃くなってきて、はじめは無理やり掻き分けながら進んでいたんですが、ついには身動きでき
 ないほどに・・・トホホ・・・。
 この道標、韓国岳←→新燃岳コースの場合は問題ない位置なんですが、大幡山へのルートとは微妙にずれ
 た所に立っています、ご注意下さい。大幡山への登山道は、頂上部の新燃岳側から伸びています。
 
獅子戸岳から大幡山へ 獅子戸下り登山道ザレ場 獅子戸〜大幡・鞍部
 尾根道のルートを降りて鞍部(山と山の間の低いところ)に向かいます。途中、草木の生えていないザレ場が
 ありますので、テープのマーキングに注意して登山道の続きを探して下さい。
 
 
 
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獅子戸トラバース道案内 
獅子戸トラバース道1 獅子戸トラバース道2 獅子戸トラバース道3
獅子戸トラバース道4 トラバース道・緑の濃い時期 殿様マブシ
殿様マブシへの降り口 トラバース道・緑の濃い時期 殿様マブシ
 
 十字分起点(獅子戸・新燃分岐)を新湯側から直進すると、獅子戸岳山腹の巻き道に進みます。20〜25分
 くらい歩くと、獅子戸・大幡の鞍部で獅子戸山頂からの登山道と合流します。この道は1:25000地図には
 載っていませんが、細いながらトレース(踏み跡)もしっかりしていて問題なく通れます。ただ、緑の濃い時期
 はコバノクロヅルやミヤマキリシマなどの低潅木が生茂り、進みにくい箇所もあります。
 
( トラバース道の途中から南側の草原「殿様マブシ」に降りて、矢岳・龍王岳方面へ進むルートがあります。
  国土地理院の1:25000地形図に載っているため一般ルートだと思われがちですが、利用者は少なく踏み跡
  も一部不明瞭な迷いやすいルートです。ルートファインディングに自信のない方の安易な利用はおすすめ
  できません。)
 
殿様まぶし 【 殿様まぶし 】
 新燃岳、獅子戸岳、大幡山に挟まれた草原。その昔、
 薩摩の島津公がこの草原に猪、雉、鹿などを追い込ま
 せて猟をしていたことから「殿様まぶし」と呼ばれるよう
 になりました。「まぶし」は「間伏」と書き、和名抄などに
 も採られた古い日本語です。
 九州南部の猟師たちのあいだでは現在も使われている
 言葉で、鹿猪の逃げてくるのを待ち受ける一定の場所の
 こと。また、待ち伏せ役の者を指して使われることもあり
 ます。種子島では「マブシ」を漁業でも用い「鯖のマブシ」
 などといい好漁場のことを指します。
 (参考 : 分類山村語彙 柳田国男)

 
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獅子戸下分岐 ミヤマキリシマのブッシュ 登山道路肩崩壊
 獅子戸・大幡山の鞍部に着くと、十字分起点からのトラバース道と合流します。標識に従い大幡山へ。
 大幡山までの登山道は一部崩壊したところがあります。充分注意しながら進んでください。
 
1381ピーク手前のザレ場 1381ピーク 登山ルート・イメージ
 ザレ場の1381mピークに到着。ここは大幡山の西の端で、最も標高の高いところですが三角点ではありま
 せん。ここから北東方向にのびる稜線上に、三角点1325.5mはあります。
 昔、このピークは「築山」と呼ばれていたようです。
 
大幡山・ルートイメージ 分岐点 巨大なタワシのようなミヤマキリシマ
 1381ピークからは北に見える夷守岳方向に進みます。東南の高千穂峰に向かって大きな尾根がのびて
 いますが、そちらには進まないように!
( 尾根沿いに進み、矢岳・龍王岳方面へ向かうルートがありますが、
 霧島に詳しくない方は道を失う危険性があり、あまりお勧めできません。)
 
 しばらくすると夷守林道・生駒方面への分岐点があります。標識に従い、大幡山方面へ。この辺りから登山
 道はミヤマキリシマの群生地の中を通ります。背丈ほどのミヤマキリシマは無数の小枝を伸ばし、行く手を
 遮ります。春には素晴らしい花景色を見せてくれるミヤマキリシマも、今はただの巨大タワシ。タワシに10分
 近く全身を擦られながら進まねばなりません、長袖・手袋は必携。見え難い足元に張り出した枝や浮石にも
 注意が必要。もう一つ、身の回りの小物にも注意してください。この日相方が笑っているので振り返ると、枝に
 私のデジカメがぶら下がっていました。よく見るとあちこちにタオルやハンカチが・・・。手癖の悪いタワシです。
 (デジカメを盗られて気づかない私も私ですが・・・。)
 
路肩崩壊注意 大幡山三角点 大幡山・火口原
 ミヤマキリシマの群落を抜けて三角点までの登山道は、一部崩れかけた所もあり注意が必要です。
 大幡山の三角点は稜線状の通過点で、あまり頂上といった趣はありません。それでもここからの展望は
 素晴らしく、霧島連山のほぼ全ての山が望めます。大幡山は春のミヤマキリシマが有名ですが、秋には
 金色に輝くススキの穂波と山腹の紅葉も見事です。雨の多いときは火口原(右上画像)に池ができ、湿原
 植物も見ることができます。
 
(ここを大幡池と勘違いする方が時々いらっしゃるようです。この日も、「折角来たのに大幡池が干上がっ
 ていた」と文句を言っているおじさんとここにくる途中ですれ違いました。まさかと思って来てみたんですが、
 やはり間違われたようです。大幡池はすぐ先なのに・・・。)

 大幡山は霧島山中で唯一の複式火山。霧島の中でも古い時期に形成された山で、山体崩壊が進み外輪山
 はほとんど破壊され、複数の火口跡が複雑な形状を呈しています。
 

大幡山のミヤマキリシマ    2007/05/27 2〜3分咲き
 
大幡山・ミヤマキリシマ1 大幡山・ミヤマキリシマ2 大幡山・ミヤマキリシマ3
 
大幡山の紅葉
 
大幡山。紅葉1 大幡山・紅葉2 大幡山・紅葉3 
矢岳・龍王岳・高千穂峰 韓国岳・甑岳 ツマグロヒョウモン
矢岳・龍王岳・高千穂峰 韓国岳・甑岳 ススキの穂で休むツマグロヒョウモン
大幡池
大幡池展望所
 大幡池が見えたところでタイムアップ、今回はここでUターン。
 新湯から大幡山往復の標準的なタイムは、往路が獅子戸山頂経由で約3
 時間。復路の大幡山から新湯まではトラバース道を通って2時間15分位。
 合計で5時間位
(純粋な歩行時間・休憩含まず)かかります。実際には、の
 んびり景色を楽しみながら写真を撮ったり、小休憩や楽しい食事の時間、
 ちょっとしたトラブル対処の時間
(ないに越したことはありませんが)までを
 考えると、体力に自信のない「お気楽」青・中高年のパーティは、余裕を持っ
 て7〜8時間は見ておいた方がいいと思います。4時間弱で往復する「つわ
 もの」達も結構いますが、「霧島」はゆっくり楽しまなくちゃもったいない!
 
 新湯林道〜獅子戸岳〜大幡山 ルートイメージ
新湯林道〜獅子戸岳〜大幡山
このイメージ図作成にあたっては「国土地理院の数値地図データ50m・10mメッシュ」を使用しました。


大幡山から大幡池へ 
大幡池  大幡山から夷守岳までこの先縦走路は続きます。時間と体力に余
 裕があれば、大幡池まではぜひ行きたいところ。
 ルートによってかなり変わりますが、大幡山から大幡池まで往復で
 1時間程度です。ただし、湖畔のあまりの気持ちよさに時間を忘れる
 恐れがあるかも・・・。
大幡山山頂から展望所へ 大幡池展望所 展望所から右手に降ります
 
 大幡山三角点から大幡池との鞍部までは展望所経由道と直行道があります。往路は展望所経由がおすすめ。
 まずは大幡池の全体像を把握して先に進みましょう。展望台からの景色を楽しんだら右手に降りて行きます。
 
暗くジメジメした降り道 分岐点 気持ちいい森の中
 
 小さな沢状のジメジメした登山道を下ると直行道と合流します。標識に従い大幡池へ。
 
大幡池への降り口 荒れた急坂 大幡池湖畔
 
 気持ちいい森の中をしばらくすすむと、左手に大幡池への降り口があります(標識あり)。この降り口から湖畔
 までは約5〜6分で行けますが、かなり荒れた急坂をびびりながら降りることになります。湖畔への降り口はも
 う1ヶ所あり、このまま池の上を3分の一周ほど下りながら進んだ先にある降り口からは、1〜2分で楽に降りら
 れます。せっかくですから、行きと帰りで違うルートを使うのも楽しくていいかもしれません。
 
大幡池

ひなもり台から大幡池・大幡山へのコース

 
新湯渓谷(新湯堰堤〜湯之野)の紅葉 2008/11/7↓
 
新湯渓谷の紅葉 1 新湯渓谷の紅葉 2 新湯渓谷の紅葉 3
新湯渓谷の紅葉 4 新湯渓谷の紅葉 5 新湯渓谷の紅葉 6



 国立公園 「霧島」
 霧島山(霧島連山)と周辺の観光・歴史スポットを
 ご紹介します。
 
 現在、高千穂峰ほか30ページ掲載
 
随時追加更新中

高千穂峰 韓国岳 中岳・新燃岳 大浪池 新湯林道〜大幡山
甑岳 御池・小池 火口湖めぐり・白鳥山 えびの高原・硫黄山 栗野岳・周辺地
矢岳・龍王岳1 矢岳・龍王岳2 大幡池/大幡山 烏帽子岳 高千穂峰(夢ヶ丘コース)
夷守台 皇子原公園 高千穂牧場 コスモス牧場 グリーンパークえびの
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出合った草花や雑草達をご紹介しています。

 
 
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