宮崎市大淀川の堤防・河川敷で見つけた草花たちです。
なにぶん素人がやっていることですので間違いがあるかもしれません。
お気づきの方にご指摘頂ければ幸いです。
Page 14 Summer June

ヌマトラノオ Lysimachia fortunei
沼虎の尾。 サクラソウ科 オカトラノオ属
多年草。茎はほとんど分枝せず、高さ40〜80cm。基部は赤みを帯びます。
茎先に直立する総状花序を出し、径5〜6mmの白色花を密につけます。
花冠は5裂。葉は長さ4〜7cmの倒被針状長楕円形で、互生してつきます。
果実は球形のさく果。
よく似たオカトラノオは、花序が途中から傾くので、本種と区別できます。
また、ノジトラノオは茎に淡褐色の毛が多いので本種と区別できます。

メリケンガヤツリ Cyperus eragrostis
Lam.
米利堅蚊帳吊 カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
熱帯アメリカ原産、多年草。日本には1959年に確認されたという、帰化植物。

シロバナサクラタデ Persicaria japonica
白花桜蓼。 タデ科 タデ属
湿地に生える多年草。茎は高さ30〜100cm。紅色を帯びる節があります。枝先に
花序を出し、白色花をたくさんつけます。花は5深裂する萼からなり、雌雄異株。
葉は披針形、托葉鞘は長さ1〜2.5cmで粗い伏毛があり縁には長毛が生えます。
果実はレンズ形または3稜形のそう果。


イヌタデ(アカノマンマ) Persicaria longiseta
犬蓼。 タデ科 タデ属
道端や畑などに生える1年草。茎は赤みを帯び、高さ20〜40cm。枝先に
花穂を出し紅紫色、ときに白色の小花を密につけます。花は5深裂する萼
からなります。葉は披針形、托葉鞘は筒状で縁には長毛が生えます。
果実は3稜形のそう果。役に立たないという意味で「イヌ」が名前について
いますが、全くの役立たずというわけでもないようです。 別名、馬蓼。
食用になります。5〜8月ころの若芽、若葉を摘んで熱湯で茹でて水
に浸してから、あえもの、おひたし、油いためなどにします。
薬用になります。全草を天日乾燥したものを煎じて、下痢止めに用い
ます。また、生の葉をすりつぶした汁を、腫れ物や虫刺されに。


イヌタデ(白花) 托葉鞘には長毛

ヤブガラシ(ビンボウカズラ) Cayratia japonica
藪枯らし。 ブドウ科 ヤブガラシ属
藪や荒れ地などに生える、つる性の多年草。茎は稜があり長く伸びます。葉と対生
して、集散花序を出し、約5mm前後の緑色の4弁花をつけます。(上の画像には橙
色の花盤がありますが、緑色の花弁は落ちてしまっています。)葉は5小葉からな
る鳥足状複葉で小葉は粗い鋸歯のある狭卵形(卵形)。果実は黒熟する液果。

藪を枯らすほど旺盛に茂るため、この名があります。つる性の多年草で、いたるところに
絡みつきながらつるを伸ばして葉を広げる嫌われ者の雑草ですが、食べられる野草でも
あります。若芽や柔らかそうなつるを採取し、茹でて水にさらします。他の野草よりも長め
にさらして下さい。和え物、炒め物、酢の物、汁の実等に。独特の辛味とぬめりがあり、
歯切れの良い食感です。 ヤブガラシの若芽

サフランモドキ Zephyranthes carinata ?
サフラン擬き。 ヒガンバナ科
そっくりな?花に「ハブランサス」という花があります。
ネット上でも、両種の画像が混ざってしまっているようで、迷ってしまいました。
やはり、サフランモドキという確信が持てません。正直、今も迷っています。
「レインリリー」という別名があります。上の花も確かに雨の間に撮影しました。

キカラスウリ Trichosanthes kirilowii var. japonica
黄烏瓜。 ウリ科 カラスウリ属
花は夜開きます。小学生の頃夏休みの観察日記にカラスウリを選んだことが
あります。眠いのを我慢して見たカラスウリの花は振り乱した老婆の白髪を
連想させ、おまけにスズメ蛾がぶんぶん飛び回っていて、あまりいい思い出
ではありません。それ以来私にとっては苦手な植物になってしまいました。
(カラスウリにしてみれば迷惑な話でしょうが・・・。)
山地や藪などに生えるつる性の多年草。茎は巻きひげで近くにあるものに絡み
つきます。葉のわきから白色の花を出し、花冠は5裂して先が糸状に細裂します
。葉は卵心形で掌状に3〜5浅裂。果実は黄色の球形〜楕円形。黄色く熟すの
でこの名があります。
食べられる野草です。若い芽を油炒め等にして食べます。また、発熱・熱性
の便秘・黄疸・利尿等に効果のある薬草でもあります。 果実の果肉は非常
に粘滑性で、しもやけ、ひびなどには、果肉を直接皮膚にすり込んで、荒れ
止めに用います。 根にはでんぷんが多く、あせもなどに天爪粉(てんがふん
・天花粉)として用いられます。

アレチギシギシ Rumex conglomeratus
荒地羊蹄。 タデ科 ギシギシ属
ヨーロッパ原産の多年草で明治時代に渡来。高さ40〜100cm。葉は長さ10〜20
cmの長楕円形(披心形)で、基部は円形(浅心形)。縁は波打ちます。他のギシギ
シに比べると花序はまばらに見えます。小さな花を茎に間隔を置いて輪性状につけ
ます。他のギシギシ類が生命力にあふれ逞しく見えるのに比べると、少し貧弱な印
象です。ギシギシと同じように、若葉を食用にします。茹でて水にさらしてから、和え
物や油炒め、汁の実等に。ギシギシの根の絞り汁は「ハゲ」に効くと聞いたこと事が
ありますが、ほんとでしょうか?【似た仲間】 ギシギシ エゾノギシギシ コギシギシ


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