宮崎市大淀川の堤防・河川敷で見つけた草花たちです。
なにぶん素人がやっていることですので間違いがあるかもしれません。
お気づきの方にご指摘頂ければ幸いです。
Page 4-B Spring April

ヒナギキョウ Wahlenbergia marginata
雛桔梗。 キキョウ科 ヒナギキョウ属
日当たりのよい道端や土手などに生える多年草。茎は細く高さ20〜40cm。
枝先に青紫色の小さくて可憐な花をつけます。花冠の先は5裂。葉は互生し、
へら形(倒披針形)。縁は白く鈍い波状。果実は6〜8mmのさく果。
茎の長さは周りの状況に左右されます。1m以上も伸びて草むらの上に顔を
出しているヒナギキョウを見たことがあります。虫たちに見つけてもらって受粉
しようとしているのでしょうか。植物たちも種を残すのに必死で生きています。

オオバナコマツヨイグサ Oenothera laciniata Hill var. grandiflora Robinson
大花小待宵草。 アカバナ科 マツヨイグサ属
北アメリカ原産の帰化植物で関東地方以西で見られます。日当たりの良いところに生える、
越年草。花は4弁〜8弁、淡黄色で夕方に開き、朝になると萎んで赤くなります。
コマツヨイグサより花が大きく、直径は4cm前後。
食用になります。
若葉を和え物、炒め物。花や蕾は酢の物、天ぷら等。ただ、若葉が採取できるのは
冬の時期で、葉だけを見て同種を確定するのはかなり難しいかもしれません。

イヌガラシ Rorippa indica
犬芥。 アブラナ科 イヌナズナ属
道端や野原などに生える多年草。全体で無毛です。茎は分枝して高さ10〜50cm。
枝先に総状花序をつけ、黄色の4弁花をつけます。根生葉は羽状に裂け茎葉は鋸歯
のある披針形。果実は約2cmの長角果で、弓状に曲がります。よく似たスカシタゴボ
ウの果実は短い短角果なので、果実を見れば区別することは容易です。アブラナ科の
花は4弁が十字の形をしていることから、「十字形花」ともいわれます。Cruciferae
という学名も「十字を持つ仲間」という意味で、かつては十字花科とも呼ばれました。


カワヂシャ Veronica undulata
川萵苣。 ゴマノハグサ科 クワガタソウ属
川辺や畦などに生える越年草。茎は無毛の淡緑色で柔らかく高さ10〜60cm。
葉のわきから総状花序を出し、淡紅紫色の筋がある小さな白色の花を多数つけます。
葉は披針形で基部は茎を抱きます。果実は球形のさく果。若葉は食用になります。


スズメノテッポウ Alopecurus aequalis var.amurensis
雀の鉄砲。 イネ科 スズメノテッポウ属
別名、スズメノマクラ・ヤリクサ。水田や土手などに生える1年草(越年草)。
茎は根元で曲がってから直立し、高さ20〜40cm。茎先に円筒状の花序をだし、
葯は初め淡黄色で花粉放出のあと、黄褐色になります。葉は線形で縁には細かい
鋸歯があります。子供の頃、葉鞘を草笛にしてみんなで遊んだ記憶があります。

イモカタバミ Oxalis articulata
芋片喰。 カタバミ科 カタバミ科
南アメリカ原産の帰化植物。多年草。別名フシネハナカタバミ。花の中心部は濃紅紫色
で葯は黄色、芋のような茎が変形した塊茎によって増え、名前の由来はここから来てい
ます。本種に似たものが数種あります。ムラサキカタバミは、根に鱗茎ができ、花の中
心部が淡黄緑色で葯は白色。ハナカタバミは葉柄、花茎に毛が密生します。ベニカタバ
ミの葉は表面に強い光沢があることで区別します。他に「カタバミ」とつくものにカタバミ・
コミヤマカタバミ・アカカタバミ・オオキバナカタバミ・オッタチカタバミなどがあります


カキドオシ(カントリソウ) Glechoma hederacea subsp . grandis
垣通し(癇取草)。 シソ科 カキドオシ属
野原や道端などに生える、つる性の多年草。茎は高さ5〜25cmで花期には直立しますが、
のちにつる状になって地面を這い、節から根をだしてふえます。葉の脇に長さ1.5〜2.5c
mの淡紫色の唇形花を1〜3個ずつ付けます。がくには15脈があり、裂片の先が刺状にな
るのも特徴の一つです。葉は腎円形で長い柄があり対生、鈍い鋸歯があります。つる状の茎
が伸びて垣根を通り抜ける様子を例えたのが名前の由来です。果実は4分果からなります。
食用になります。 生の葉は独特の薬っぽい香りがしますが、熱を加えると食べやすくなりま
す。伸びのよい新芽、花の時期には花と葉を摘み生のままでてんぷら、茹でて油炒めなど。
薬用になります。 生薬名、連銭草(れんせんそう)、古名 / 積雪草。 膀胱結石・尿路結石
腎臓結石に特に薬効があるとして知られています。ほかに糖尿病、腎臓病など。別名から
も分かるように、子供の癇(かん)を鎮めたり、虚弱体質児の強壮薬として古くから使われて
きました。子供にも安全に用いることのできる代表的な民間薬のひとつです。カキドオシはヨ
ーロッパでも古くから民間薬として使われています。ヨーロッパでは呼吸器系の薬として使わ
れてきたようです。花期のころに全草を天日乾燥(陰干しがよいとも)したものを煎じて用いま
す。苦味が強い為、子供に飲ませるときは、蜂蜜や砂糖を少量加えると飲みやすくなります。

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