宮崎市大淀川の堤防・河川敷で見つけた草花たちです。
なにぶん素人がやっていることですので間違いがあるかもしれません。
お気づきの方にご指摘頂ければ幸いです。
Page 8 Spring May


センダン Melia azedarach var.subtripinnata
栴檀。 センダン科。落葉高木。


| 宮崎大橋と高松橋の間に約10本の栴檀が並木を作っています。一見すると植栽されたもの のように見えますが、自生しているものです。そして全ての木が護岸ブロックの間から生えて います。おそらく、大雨で増水したときにどこからか流れ着いた栴檀の実が、ブロックの間に 入り込み、いっせいに芽吹いたのではないでしょうか。 夏になると、カミキリムシが飛んできて、子供たちが虫取りをして遊びます。 |

ムシトリナデシコ Silene armeria
虫捕り撫子。 ナデシコ科 マンテマ属
ヨーロッパ原産の越年草。茎は高さ30〜60cm。枝先に約1cmの紅色〜白色の5弁花を
多数つけます。葉は卵形(広披針形)、無柄で茎を抱きます。茎上部の節下には粘液がで
ていてこの部分に虫が付着します。これが名前の由来ですが、食虫植物ではありません。


ムシトリナデシコ 白花
上の赤花と姉妹でしょうか?白色の花と、目がチラつく様なショッキングピンクの花。
楚々とした清楚な姉と、派手でケバイ妹。まあ、どっちにも虫はつくんですけどね。


ハルタデ Persicaria vulgaris
春蓼。 タデ科 タデ属
水田や田畑、荒地など湿ったところに多い1年草。茎は赤紫色を帯びることが多く、高さ
30〜70cm。枝先に穂状の花序を出し、白色〜淡紅色の小花をたくさんつけます。花
は5深裂する萼。茎はふつう赤紫色を帯び、葉は長楕円形(披針形)で互生し、普通黒
っぽい斑紋があるものが多いようです。托葉鞘は筒状で縁には短毛が生えます。


サナエタデ Persicaria scabra
早苗蓼。 タデ科 タデ属
道端や田畑などに生える1年草。タデの仲間の内では花期が早く、田植えのころに
花が咲いていることが名前の由来。高さ30〜60cmで節はふくらみません。托葉鞘
は膜質で、ふちに毛はありません。葉は長さ4〜12cmの被針形で、ときに裏面に白
い綿毛が密生します。花序は長さ1〜5cm、花被の色は淡紅色〜白色。白い花序
のものは、同じく托葉鞘のふちに毛のないオオイヌタデによく似ていますが、比べる
とサナエタデのほうがやや小型です。また、オオイヌタデの花序の先は垂れ、節が
ふくらみます。


オオフサモ(スマフサモ) Myriophyllum brasiliense
大房藻。 アリノトウグサ科 フサモ属
『緑の結晶』のようなとても美しい抽水植物です。
湖沼、ため池、河川などに見られる抽水植物、多年草。原産地 南アメリカ、帰化植物。
大正年間に観賞植物として輸入され庭園の池などに植えられたものが逸出し、帰化しま
した。雌雄異株ですが日本には雌株だけがはいってきています。茎は水中を分枝しなが
ら広がり、節から根と茎を出し、茎には、3〜7個の羽状葉を輪生します。大気中に出た
葉は緑白色。熱帯魚店などでは「パロットフェザー」という名前で売られていました。
オオフサモは特定外来生物に指定され、外来生物法の適用を受けます。飼育・栽培・
保管及び運送すること・輸入することが原則禁止され、野外へ放つ植える及びまくこ
と・譲渡し引渡しなどをすること(含む販売)が禁止されています。違反すると違反内容
によっては非常に重い罰則が課せられますので、充分ご注意ください。

クレソン(オランダガラシ) Nasturtium officinale
和蘭芥子。 アブラナ科 オランダガラシ属
清流沿いなどに生えるヨーロッパ原産の多年草。栽培もされています。明治初期に
ヨーロッパから持ち込まれたものが野生化して、各地の清流で繁茂しています。
茎は中空で高さ20〜50cm。茎頂に白色4弁花を密につけます。葉は、楕円形
(卵形)の小葉が3〜11個からなる奇数羽状複葉で互生。果実は長角果。
食用になります。 肉料理のつけあわせとしておなじみの野菜。利用部位は若芽
・茎・葉・花・つぼみ。ただし、花の時期には虫の卵がついていることが多いので要
注意です。サラダ・おひたし・和え物・てんぷら・炒め物などに。
薬理効果もあります。全草が利尿・健胃・緩下・食欲増進・便秘などによいとされ
ます。用法は乾燥させたものを煎じて用いるか、生食。栄養価も高く、鉄・ヨード・
ビタミンCを含み、貧血・生理不順・滋養強壮などにも効果があります。


ダキバアレチハナガサ Verbena incompta
抱き葉荒地花笠。 クマツヅラ科 クマツヅラ属
南アメリカ原産の帰化植物、荒地や河原などに生える多年草。対生する葉の基部が両方から
茎を抱いているように見えるのが名前の由来です。高さは1〜2.5m、茎の断面は四角で、逆
向きの剛毛があります。花は淡紫色で5裂、基部が筒状になっています。花のよく似たアレチ
ハナガサと比べると一回り大きく逞しい感じがします。とても生命力が強いみたいで、大淀川
では真冬でも枯れることなく花をつけているのが見られます。



アレチハナガサ Verbena brasiliensis
荒地花笠。 クマツヅラ科 クマツヅラ属
南アメリカ原産の帰化植物で多年草。荒地・河原などに生えます。高さ1〜2m。茎の
断面は四角で、逆向きの剛毛がまばらにあります。葉は対生し、下部の葉は鋸歯が
ありますが、上部になるにつれて細長くなり鋸歯が少なくなります。伏毛が散生。
花は淡紫色で5裂、基部が筒状になっています。


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